採用担当者に聞く
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神戸製鋼所 人事労政部人事グループ 神尾 真裕美 氏
先ず、始めにご入社年度と、社内での簡単な職歴を教えて下さい。

一橋大学社会学部を1999年に卒業し、神戸製鋼所に入社しました。最初の配属先は希望していた鉄鋼部門の原料部で、鉄鉱石の購買業務を6年間経験しました。鉄の作り方など全く知らない私をいきなり主原料の買い付けに従事させるって、今思えば「うちの会社も1年目の女性社員によくやらせるな〜」と思うような重要な仕事でした。というのも、鉄鉱石がないと鉄は作れませんからね。鉄鉱石って、日本で採れないので海外から船で調達するのですが、これが意外と簡単にはいかなくて、あちこちの鉱山で色んなトラブルが起こったりするんです。でも、そんなのは言い訳にならないので、何としてでも原料を届ける!使命感を持って、スリルも感じつつ仕事をしていました。その後2005年4月に人事労政部人事グループに異動になり、現在は採用と育成を担当しています。
神戸製鋼所に入社された経緯を教えていただけますか。
活動当初はゼミやサークルの先輩の就職先として多かった出版や銀行などから活動を開始したのですが活動をしていくうちに、スケールの大きい仕事をしたい!海外と接点のある仕事に携わりたい!!と考えるようになり、重厚長大産業にだんだん興味を持つようになっていきました。方向が決まったところで、いざ会社となるとまた色々な会社があるので迷いましたが、面接などで会ったOBOGの社員が楽しそうに仕事をしていそうな雰囲気が伝わってきたことと、会った人に感じが良い人が多かったこと、さらにサークルでお世話になった女性の先輩が既に神戸製鋼で仕事をしており、女性でも生き生きと仕事をしていけそうだと思ったことが決め手となり、神戸製鋼への入社を決意しました。最初に経験した鉄鉱石の購買業務は想像以上にスケールが大きいし、オーストラリアやブラジルなど海外を相手にした仕事だったので、日々ワクワクして仕事ができ、思い描いたとおりの会社人生をスタートすることが出来ました。現在は少し違う仕事をしていますが、そこで得られた充実感が現在でもモチベーションになって満足して働いています。
採用担当者として、面接で印象に残る学生さんについてお聞かせ下さい。
内定を出すような優秀な学生さんはみんな何かしら印象に残っています。そういう学生さんに共通して言えることは、ちゃんと自分の言葉で理路整然と落ち着いて話をしてくれます。そんな時は学生さんを相手にしているという意識がなくなり、一人の大人として違和感なく会話をしているという感覚になります。
学生の皆さんが面接で注意すべきことって何でしょうか。
広く浅い経験をあげつらうのでなくて、一つの物事に対してどのように考え、取り組んできたかを深く掘り下げて語ることが重要です。また、当社は1時間程度かけてじっくりとお話を聞かせてもらいますが、会社によっては10分とか15分とか本当に短い面接時間で自分を表現しなければならないこともあるので、話す内容を端的に整理して話すことに注意すると良いと思います。
面接で採用側は、何をチェックするか、何を重視するか、教えて下さい。
一般的には面接で確認するものは能力と意欲だといわれます。当社は特に能力を重要視しているので、面接ではこれを確認できるような質問を行うことになります。前の質問とも重なりますが、能力を面接で確認するためには、あなたが過去にどのようなことを行ってきたか、その時どんなことを考え、行動したかなどをさかのぼることによって、その能力を類推することになります。“過去にこういう行動をしてきた方なら当社でも活躍してくれそうだな”と判断するわけです。
就職活動全般に関して、学生の皆さんにアドバイスをお願いします。
この会社に入って良かった!と思う会社は人それぞれ違います。今は色んな情報であふれているので他人のものさしに振り回されがちですが、「自分は何に対してやる気を発揮することに喜びを感じるのか」といった自分にしかわからない価値観に照らし合わせて自分で選び取って行ってください。
採用活動の中で、嬉しかったことや悲しかったことを教えて下さい。
嬉しかったことは、月並みですが当社に是非来てもらいたい!と思っていた学生さんから、何度もアプローチした結果「御社にお世話になります」と言ってもらえた時です。
悲しかったことは、内定を辞退されるときはいつも傷つきます。女性へは特に思い入れが強くなりますが、女性から辞退された時、自分の思いが通じなかったのかと思うと、いつも以上に悲しくなります。
思い出に残るエピソードがあれば教えて下さい。
ある女子学生さんが当社か別の会社にするか本当に迷っておられて、社員にも何人か会ってもらい私も色々話をしたのですが、最終的には別の会社さんに行くことを決められたと聞かされました。とてもショックだったのですが、その方の口から、「神尾さんには個人的な話も聞かせてもらって女性が働くということを本当に深く考えることが出来て本当に感謝しています。就職とかいう形でではなくて、もっと違う形で出会いたかったです」と言ってくれて涙が出そうになったことが心に残っています。
一般論として、学生から社会人になるにあたり、心構えとして必要なことは何でしょうか?
社会人は会社を出ても、一個人ではなく、その組織全体を背負っていることを自覚して無責任な行動を慎む必要があるということです。
学生時代にやっておけば良かったと思うことはありますか。
ゼミ研究ではヨーロッパでフィールドワークをしてその調査結果を本として出版するという本当に思い出に残る経験をしましたし、思う存分海外旅行もしましたので、今思い返して学生時代にやっておけば良かったと思うことは特にないです。敢えて言うなら海外ボランティア活動かな。
それでは、最後に後輩の皆さんに、貴社をご紹介下さい。
神戸製鋼には”鉄”以外にも”アルミ”や”チタン”、”機械”や”エンジニアリング”など活躍できる舞台がいくつも用意されていて、しかも世界シェア50%、国内シェアNo.1という誇れる商品をたくさん持っています・・・とはいっても特に素材系とか産業機械のような当社の事業は馴染みがないので、イメージしていただくのは本当に難しいです。でも、でっかい仕事がしたい!とか、責任のある仕事をバリバリしたい!という人、是非当社を就職候補に加えてください。そして、当社の魅力である、”人”とか”仕事”に触れてください。とくに後輩社員である皆さんは大!歓!迎!です。ちなみに”神戸”と冠していますが、文系社員では東京本社で働く人数が多い会社ですので、恐れずエントリーしてくださいね ♪
では、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
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